チェッカー


2001年 鈴鹿
フリー走行時のマシンセッティング仕様 A

先ずはフェラーリから。
雑誌でも紹介されているミハエルのニューシャーシ、従来型のバリチェロとの比較。


サイドポッドが前方に延長されている。
しかし、こう比べるとミハエルよりバリチェロのヘルメットが随分大きく見える。
顔がでかい?、ヘルメット・メーカー違いもあるのか?、空力的影響もありそう。

続いて土曜日のフリー走行時のリア・ウイング。


2人共ダブルとシングルをテスト、結局決勝レースではP.Pのミハエルはダブル、4位のバリチェロはシングルを選択している。

次はマクラーレン。
先鞭を切ったチムニー型ホットエアアウトレットの形状。


金曜日には2人共開口部の広さが異なるチムニーをトライ。
土曜日は、ハッキネンが開口部の広いチムニーを使用、対してクルサードは狭いチムニー使用する、予選決勝は未確認。

ウイリアムズとベネトンはチームメイトとの違い、共にアンテナ。


ウイリアムズはアンテナの1本の色が異なる、ベネトンはバトンのマシンにはアンテナが無い、共に理由は不明。

ベネトンは他にホットエアアウトレットの開口部の違いも確認。


お次はBAR、基本デザインの戦闘力不足か?後付けパーツが多い今シーズンだが、鈴鹿では目立った変更は無し、もう改善の余地無し?。(T_T)


左はパニスが金曜日の始めのみに使用したミドルウイング(整流版?)以後は使用せず。
同じくパニスの土曜日のリアウイング、1ノッチ分セカンドウイングが上がり、ガーニーフラップも小さく、デフィザーの長さも短い。

ジョーダンはトゥルーリのマシン。


金曜日の始めにサイド・ミニウイング無しのセッティングで走行、以後はサイド・ミニウイング付で走行。

最後はアローズとジャガー。


アローズのフェルスタッペンは、BARと同じ様なミドル・ウイング付を土曜日の最初にトライ、その後無しに戻す。
ジャガーは金曜日に、2人で異なるフロント・ウイングを装着、その後は不明だが決勝では両者湾曲の少ないタイプを使用した模様。

その他のチームは現時点で差異の確認無し。
情報をお持ちの方、宜しければお知らせ下さい。

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